人は話すことによって何故癒されるのでしょうか?
人は安心感をもって受容してくれる人に話しをすると、胸のうちに溜まったもやもやを吐き出すことができ、すっきりします。これをカタルシス(浄化)効果といいます。カタルシスは人にゆとりや冷静さをもたらし客観的に物事をみられる効果をもたらします。さらに、話しを聴いてくれる人がいることによってそれまで自己否定的になっていた自分を受け入れる気づきにつながります。それは、安全な気持ちで幸せに生きていくことにつながることでしょう。
現代社会では、役割の多角や複雑化により信頼して話しが出来る存在を探すことがとても難しくなっているように感じられます。信頼感を感じられ、安全を感じられる人間関係を感じられるコミュニティづくりが急務であると私は考えます。人間関係というものは、一朝一夕に築きあげられるものではなく共有する時間や経験により築き上げていくものですよね?言の葉の森での活動を通じて、皆さんがそれぞれ建設的で温かい人間関係が築いていけるように・・・とかんがえています。